【商品ヒストリー】初のオリジナル商品「THE HERB TEA」ができるまで

2025年12月16日、GoodsHub初のオリジナル商品「THE HERB TEA」がリリースされました。プロジェクトがスタートするきっかけや、そこにかける思い、大切にした価値観など、GoodsHub・庄崎プロジェクトマネージャーがじっくり語ります。
「縁」から生まれたGoodsHubオリジナルギフト

▲(左)GoodsHub・庄崎プロジェクトマネージャー、(右)Bunny’s Herb店主・愛祐子(あゆこ)さん
――まずはGoodsHub初のオリジナル商品「THE HERB TEA」誕生のきっかけを教えてください
はい、GoodsHubは企業向けノベルティのオンラインセレクトショップとしてさまざまな商品を掲載してきましたが、ショップを運営している僕たちは、日頃からクリエイティブな仕事をしているということもあり(※)、当初から「自分たちの経験やスキル、感性を活かして企画・デザインしたオリジナル商品を作りたい」という思いを持っていました。
でも、ショップ立ち上げから1年ちょっとで、まさかこんなに早くリリースできるとはというのが正直な気持ちです。素敵なご縁があってこのようなカタチになりました。
※GoodsHubを運営するビット・パーク株式会社はデザイン会社
――「ご縁」というのは具体的にいうと?
展示会ですね。うちの会社は他にもいろいろな事業を手掛けていまして、出展した展示会で、今回全面的にご協力いただいたBunny’s Herbさんと出会ったんです。
ノベルティアイテムとして需要が高いハーブティーを取り扱っていたことに加えて、うさぎの耳をつけた可愛らしいスタイルが展示会場で一際目立っていて(笑)、こちらから声をかけさせてもらいました。
話をする中でハーブティーのOEMを提供していることがわかり、直感的にこれはいい機会なんじゃないかなと思って、オリジナル商品を作ることを決めたんです。
ビジネスパーソンの、飲んだ後の気分を想像しながら

▲左から「NicoNico(ニコニコ)」、「HapiHapi(ハピハピ)」、「ShakiShaki(シャキシャキ)」
――商品の企画や設計はどんなふうに進めていったんですか?
まずは価格とコンセプトのところから考えはじめました。GoodsHubは低価格帯のアイテムがあまり多くありません。なので、1,000円以下で収めたいと思っていました。
結果的に、ティーバッグ5個入り999円(税込)、3個入り600円(税込)という2つのラインナップをリリースすることができて、GoodsHub全体でみてもよかったなと思っています。
――999円…ギリギリを攻めましたね(笑) コンセプトについても教えてください
はい(笑) 税込で3桁というところもポイントかなと思っています。
コンセプトは、「一日の生活リズムを整え、心と体が元気になるハーブティー」。GoodsHubは法人向けのギフト・ノベルティサービスなので、ビジネスパーソンに飲んでもらうことを念頭に、商品企画チームで考えました。
――そのコンセプトのもとに、フレーバーを選ばれたんですか?
そうですね。仕事がスタートする「朝」、一段落ついた「お昼」、そして、仕事終わりでリラックスする「夜」。そんな3つのシーンで、ハーブティーを飲む前と飲んだ後の「気分」を想像しながら、フレーバーを選定しました。
シーンにあわせた効能はもちろん、香りや味のバランスにもこだわっていて、飲むたびにほっと一息つける、そんなやさしい味わいを目指しています。ギフトという観点で考えた時に、贈る方にとっても、コンセプトがはっきりしている方が贈り物として選びやすいかなと思いまして。
素材にもデザインにもこだわったパッケージ
▲Bunny’s Herbさんとのパッケージ素材に関する打ち合わせの様子
――GoodsHubらしさという点では、サステナブルな部分も気になるところです
GoodsHubのエシカル基準をクリアするために、できる限り環境にやさしい素材を選ぶことを意識しました。サイトを見てもらうと分かりますが、基準は8つありいずれか1つをクリアすればOKというふうにしていて、今回の商品は、「Organic」「Plastic Free」の2項目をクリアしています。
――「Plastic Free」はパッケージやティーバッグの部分ですか?
はい、そのとおりです。Bunny’s Herbさんからいろいろご提案をいただき、その中から環境にやさしく、かつ価格も抑えられる植物由来のバイオマス素材のパッケージを選ぶことができました。
ティーバッグは、一般的に使用されるナイロン素材ではなく、土に還るソイロン素材にすることで、プラスチックの使用を減らし、環境への負担を最小限に抑えています。パッケージよりも素材選びが難しく、Bunny’s Herbさんにはご苦労をかけました。本当に感謝しかありません。おいしいハーブティーを飲むときに、少しでも「サステナブル」を感じてもらえたら嬉しいですね。
――素晴らしいお考えですね。パッケージは、デザインも素敵だなと思います。フレーバーそれぞれのネーミングも耳馴染みがよく可愛いです
ありがとうございます。そう言ってもらえると僕らも嬉しいです。フレーバーのネーミングは、ポップでカジュアルなものがいいなと思っていました。もともとBunny’s Herbさんの商品名にオノマトペを用いたものが多く、そこにならった感じです。
その上で、名前から、コンセプトや味、効能が連想できるものがいいなとなって、朝は「ShakiShaki(シャキシャキ)」、昼は「NicoNico(ニコニコ)」、夜は「HapiHapi(ハピハピ)」というネーミングにしました。僕らもとても気に入っています。
――デザインからも、それが連想できますね
――商品名「THE HERB TEA」についても教えてください。かなり直球です
Bunny’s Herbさんには感謝しかない
――最後にBunny’s Herbさんについて一言お願いします。先ほどから何度も感謝の言葉を述べられていますが
【Bunny’s Herbさんコメント】「GoodsHubは商品の“物語を届けてくれる”場所。一緒にものづくりができてよかった」

◆GoodsHubに対する印象
また、Bunny’s Herbの特徴でもある「商品名の付け方」にも着目してくださり、そのニュアンスを踏まえてネーミングを考えていただけたことは、とても嬉しかったです。
◆できあがった商品に対する思いを一言
手に取ってくださる方の日常に、そっと寄り添えるような優しさや、安らぎの時間が届きますように。そんな願いを込めて仕上げました。この形になって皆さまの手に届くことが、本当に嬉しいです。


















