8月8日はリユースの日

88日は「リユースの日」。数字の「8」と、モノが人から人へ巡る様子を表す「(無限)」のカタチが似ていることから、一般社団法人日本リユース業協会がリユースの普及啓発を目的に制定しました。この記事ではリユースの日やリユースに関する情報とともに、「モノを大切にし、未来につなぐ」というGoodsHubの想いをご紹介します。

 

リユースとは?

リユース(Reuse)とは、一度使ったものを捨てずに、繰り返し使うこと。リデュース(Reduce)・リサイクル(Recycle)と並ぶ「3R(スリーアール)」のひとつで、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。 

Reduce(リデュース):資源やモノの使用量を減らす
Reuse(リユース):使い終わったモノを再利用する
Recycle(リサイクル):廃棄物を資源として再生産する

近年はここに、リフューズ(Refuse)、リペア(Repair)、リターン(Return)、リバイ(Rebuy)、レンタル(Rental)など、さまざまな「R」が加わり、4R5R6R…と取り組む企業や団体も増えています。

限りある資源を大切にし、持続可能な形で循環させる「循環型社会」の実現は、今や世界共通の目標。その中で、リユースは大きな役割を果たしています。

 

リユースの日が生まれた背景

「リユースの日」が制定されたのは2023年。制定した日本リユース業協会は、「リユースの認知度は高まってきたけれど、もっと多くの人にリユースの良さや楽しさを知ってもらい、実践してもらいたい」という思いから、この日を設けたそうです。

背景には、世界的に注目される環境問題や、SDGsがあります。限りある資源を有効に使い、ゴミの発生を減らすリユースは、私たち一人ひとりが気軽に取り組める「持続可能な社会づくり」の重要なアクションのひとつ。日本国内でもリユース市場は年々拡大し、不要になったものを次の人へつなぐ「循環の輪」は、経済的なメリットだけでなく、環境負荷の低減にも大きく寄与しています。

「リユースの日」をきっかけに、より多くの人が身近なところからリユースに親しみ、環境にやさしいライフスタイルへとシフトしていくことが期待されています。

 

各地でさまざまな関連イベントも

毎年リユースの日には、リユースの魅力や楽しさを伝えるさまざまなイベントが開催されています。2025年は、ブックオフグループホールディングスなど日本リユース業協会の会員企業6社が合同で、小学生向けのリユース体験イベントを実施。子どもたちと保護者がリユースを体験し、循環型社会の大切さを学べる機会になっています。

▼詳しくはこちら
8月8日 リユースの日 ~笑顔をつないで、未来のチカラに。~

 

今日からできる、リユースのはじめ方

気軽に、すぐにはじめられるのがリユースのよいところ。この記事では3つご紹介します。

1. 身の回りの不用品を整理する
長年持ち続けているモノには、思い入れがあるはず。ですが、1年以上使わずに眠っているなら、それはもう「使っていない」と同じです。いままでの感謝を込めて、リユースに回してみましょう。

2. 修理やメンテナンスして長く使う
「まだ使えるモノ」は、メンテナンスや修理をして長く活用するのが◎。機能を果たせるなら、新しい命を吹き込んで、長く愛用しましょう。

3. リユース品を積極的に使ってみる
リユースは、不要品を手放すだけではありません。リユースショップやフリマアプリで中古品を購入するのも立派なリユースです。新品よりお得に手に入る場合が多く、経済的メリットもあります。

 

「循環型社会」実現のために私たちができること

私たちGoodsHubは、リユース品そのものは取り扱っていませんが、「モノを大切にし、未来につなぐ」という想いは同じです。

ひとりひとりの小さな選択が、やがて大きな変化につながります。私たちは、サステナブルな視点で選び抜いたアイテムを通して、そんな変化を後押ししていきたいと考えています。

この記事が、循環型社会のことを身近に感じるきっかけになり、毎日の暮らしがちょっと心地よく、環境にもやさしいものになれば嬉しいです。