【脱グリーンウォッシュ】"なんとなくエコ"で選んでいませんか? ノベルティ・社内ギフトのグリーンウォッシュ、見分け方と正しい選び方

ノベルティや社内ギフトを選ぶとき、「再生紙を使用」「エコ素材」「サステナブル」といった言葉を見て、なんとなく安心して選んでいませんか?
実は、環境に配慮しているように見えて、実態が伴っていない「グリーンウォッシュ」な商品は、思いのほか身近に存在しています。
本記事では、グリーンウォッシュの基礎知識から見分け方、本物のサステナブルグッズを選ぶための実践的なチェックポイントまで、担当者がすぐに使えるノウハウをわかりやすく解説します。

 

グリーンウォッシュとは?ノベルティ・ギフト担当者が知っておくべき基礎知識

グリーンウォッシュ(Greenwash)とは、実態を伴わないまま「エコ」「地球にやさしい」「サステナブル」といった言葉でイメージだけを演出する行為のことです。

自然をイメージさせる「グリーン」と、表面だけを取り繕う「ホワイトウォッシュ」を組み合わせた造語で、1980年代から欧米で問題視されてきました。
近年は消費者の環境意識が高まるにつれ、ノベルティや社内ギフト市場でも「エコっぽい」商品が急増しています。しかし中には、根拠の薄い環境訴求が紛れ込んでいるのが現状です。

担当者がグリーンウォッシュを見抜けないまま選定してしまうと、次のようなリスクが生じます。

•    受け取った相手や社員の信頼を損なう
•    企業ブランドへのダメージ("SDGsウォッシュ"批判につながる)
•    本当にサステナブルな商品を作るメーカーの市場が歪む

 

よくあるグリーンウォッシュの6つのパターン

ノベルティ・ギフト選びで実際に起こりやすいパターンを6つ紹介します。思い当たる場面がないか、ぜひチェックしてみてください。

1.パッケージだけ"グリーン"

商品本体の環境配慮は何も変わっていないのに、パッケージを緑色にしたり葉っぱのイラストを加えるだけでエコをアピールするパターンです。

 2.曖昧な言葉でごまかす

「地球にやさしい」「エコフレンドリー」「自然素材」など、具体的な根拠を示さない漠然とした表現は要注意です。どの点がどのように環境に配慮しているのかが示されていなければ、信頼性は低いと考えましょう。

 3.一部の良い点だけをアピールする(隠れたトレードオフ)

「再生紙を使用」と謳っていても、製造工程で大量のエネルギーを消費していたり、インクに有害物質を使っていたりする場合があります。製品の一部だけを切り取ったアピールに注意が必要です。

 3.一部の良い点だけをアピールする(隠れたトレードオフ)

「再生紙を使用」と謳っていても、製造工程で大量のエネルギーを消費していたり、インクに有害物質を使っていたりする場合があります。製品の一部だけを切り取ったアピールに注意が必要です。

 4.データや証拠がない

「CO2削減」「環境負荷ゼロ」と書いてあっても、具体的な数値や第三者機関による検証データが示されていないケースは多くあります。根拠のない主張は信用しないことが大切です。

 5.法律で当然のことをことさらにアピールする

規制によって当然対応すべき内容を、まるで特別な取り組みであるかのように強調するパターンです。すでに法規制されていることを環境配慮として宣伝する例が該当します。

6."まし"なだけで"エコ"と呼ぶ

環境負荷が高いカテゴリの商品の中で「他社よりは少しだけ環境に配慮している」程度のものを「エコ商品」と紹介するパターンです。比較対象の設定に注意しましょう。

なぜ今、ノベルティ・ギフト選びでグリーンウォッシュが問題になるのか

2026年現在、グリーンウォッシュへの規制は世界的に急速に強化されています。
EUでは2024年2月、グリーンウォッシングを禁止する指令が正式に採択されました。「環境にやさしい」「エコ」「生分解性」「クライメートニュートラル」といった科学的根拠のない環境表現の使用が禁止対象となり、2026年9月からEU各加盟国で順次施行される予定です。

日本でも、環境省が「環境表示ガイドライン(令和8年3月版)」を改定・公表し、企業の環境訴求に対するルール整備が着々と進んでいます。
こうした流れの中、ノベルティや社内ギフトの選定においても「なんとなくエコ」では通用しない時代になっています。選ぶ側のリテラシーが、組織の信頼性に直結すると言えるでしょう。

 

本物を見極める!サステナブルグッズ選びの3つのチェックポイント

では、グリーンウォッシュではない「本物」のサステナブルグッズをどう見極めればよいのでしょうか。以下の3つの視点を持つだけで、選定の精度が大きく変わります。

 

チェックポイント① 根拠のある数値・データがあるか

「CO2削減」「再生素材使用」と書いてあっても、「何%削減」「何%使用」と数値で示されていない場合は要確認です。信頼できるサプライヤーは、素材の出所や製造工程に関するデータを開示しています。

チェックポイント② ライフサイクル全体で考えられているか

素材だけでなく、製造・輸送・使用・廃棄まで含めたライフサイクル全体(LCA:ライフサイクルアセスメント)で環境負荷を評価しているかどうかが重要です。「作るときだけエコ」では不十分です。

チェックポイント③ 第三者機関の認証を取得しているか

次の章で詳しく解説しますが、信頼できるエコ認証ラベルが付いているかどうかは、最も分かりやすいチェック基準です。認証のない「自称エコ」には慎重に向き合いましょう。

 

信頼できるエコ認証ラベル一覧 ―選定時にそのまま使えるチェックリスト―

サステナブルグッズを選ぶ際に参考にしたい、代表的なエコ認証ラベルを紹介します。併せてGoodsHubの取扱商品に対応する商品も紹介します。 

【繊維・アパレル系グッズ(タオル・エコバッグ・Tシャツなど)】

•    GOTS(Global Organic Textile Standard):オーガニックコットンの国際認証。農場から最終製品まで一貫した基準を審査。オーガニック繊維が95%以上含まれる製品に付与されます。 

→GoodsHub取扱商品:Bee Eco Wraps Japan|みつろうラップ

•    OCS(Organic Content Standard):オーガニック繊維の含有量を証明する認証。5%以上含まれる製品から取得可能です。 

→ GoodsHub取扱商品:kontex|MOKU ORGANIC フェイスタオル

•    GRS(Global Recycled Standard):リサイクル素材の含有量・トレーサビリティを証明する認証。リサイクルPETボトルを使った商品などに多く見られます。

【紙・木材系グッズ(メモ帳・ペン・木製グッズなど)】

•    FSC認証(Forest Stewardship Council):適切に管理された森林から生産された木材・紙製品に付与される国際認証です。

【全般】

•    OEKO-TEX® STANDARD 100:繊維製品に有害物質が含まれていないことを保証する国際認証。環境配慮と安全性を同時に確認できます。 

→ GoodsHub取扱商品:RE:PET ToteBag

これらの認証マークがある商品を選ぶことで、グリーンウォッシュのリスクを大幅に下げることができます。

GoodsHubが独自に定める「エシカル基準」という選び方

認証ラベルの有無に加えて、もうひとつ参考にしたい指標があります。それがGoodsHubが独自に定める「エシカル基準」です。

GoodsHubでは、単に「エコ素材を使っている」だけでなく、地球環境・社会・人への配慮を多角的に評価した独自の基準をもとに、取扱商品をセレクトしています。その基準は以下の8つのカテゴリで構成されています。

•    Fair Trade(フェアトレード):公平・公正な取引のもとで作られた商品。立場の弱い生産者の労働環境や生活水準の向上に貢献します。

•    Plastic Free(プラスチックフリー):プラスチックをまったく使用しない商品。プラスチックごみによる地球環境への負担軽減を目指します。

•    Organic(オーガニック):オーガニックコットンや無農薬素材など、人にも地球にも優しい有機素材を使用した商品です。

•    Giveback(ギブバック):売上の一部が社会・環境への支援活動に還元される仕組みを持つ商品です。

•    Ocean Friendly(オーシャンフレンドリー):海洋汚染の低減に配慮した素材や製造方法を採用した商品です。

•    Handmade(ハンドメイド):職人や生産者の手仕事によって丁寧に作られた商品。大量生産に頼らない持続可能なものづくりを支持します。

•    Green Recovery(グリーンリカバリー):廃棄物や余剰素材を活用するなど、環境回復・資源循環に貢献するアプローチを持つ商品です。

•    Upcycle(アップサイクル):廃棄予定だった素材や製品に新たな価値を加えて生まれ変わらせた商品です。捨てられるはずだったものを、もっと良いものへ。

これらの基準は、グリーンウォッシュを排除し、根拠ある「本物のサステナブル」を届けるためのGoodsHub独自の判断軸です。商品ページでは各エシカル基準のタグから絞り込んで探すことができます。
→ エシカル基準から商品を探す(すべての商品を見る)

「見た目のエコ」から「本質のサステナブル」へ ―"選ぶ"という行動が、思いやりになる時代―

グリーンウォッシュを見抜く目を持つことは、単なる知識ではありません。
それは、受け取る相手・一緒に働く仲間・そして地球環境への「思いやり」を形にする第一歩です。

ノベルティや社内ギフトは、モノを渡す行為である前に、「あなたのことを考えて選びました」というメッセージそのもの。
根拠あるサステナブルな一品を選ぶことが、贈る側の誠実さと、受け取る側の喜びを同時に生み出します。

GoodsHubでは、国際的なエコ認証と独自のエシカル基準という2つの軸で厳選したサステナブルグッズを取り揃えています。「本物の思いやり」をカタチにする一品を、ぜひ見つけてみてください。

シェア: