【まじめに雑談】気づけば、まさにSWGs的だった。GoodsHubと考える、これからのサステナブルなノベルティ

以前GoodsHubのコラムでも紹介した「SWGs(Sustainable Well-being Goals)」。環境や社会にとっていいだけではなく、自分自身にとっても心地いい。だから、無理なく続けていける。そんなSWGsについてあらためて考えていると、ふと気づいたことがありました。
「これって、GoodsHubがずっとやってきたことなんじゃない?」
もちろんGoodsHubは、SWGsを掲げるために始まったわけではありません。
「エコ素材で、安ければ、それでいいのか?」「結局捨てられてしまうものを、ノベルティとして大量につくるのは、本当にサステナブルなのか?」
そんな素朴な疑問から、商品を探し、メーカーの皆さんの話を聞き、自分たちでも使いながら、「本当に届けたいもの」を選んできました。そして振り返ってみると、その根っこにあったのは、SWGsにも通じるとてもシンプルな感覚でした。
「気持ちいいから、続けたい。」
今回は少し趣向を変えて、GoodsHubが普段どんなことを考えながら商品を選んでいるのか。そして「サステナブルなノベルティ」をどう捉えているのか。ちょっと雑談するような気持ちで、GoodsHubスタッフが庄崎プロダクトマネージャーに聞いてみました。
サステナブルなノベルティって、結局なんだろう?
―― まず、そもそものところから聞きたいです。GoodsHubでは、どんなグッズを「サステナブル」だと考えていますか?
一般的には、「エコな素材」とか、「廃棄するときに環境を汚さない」とか、リユースや再生利用とか。そういうものになると思います。もちろん、それも大事です。でも、GoodsHubが考えているのはそこだけじゃないんです。僕らがすごく大事にしているのは、もらったあとに、ちゃんと使えるものかどうか。もっと言えば、自分で買ってでも欲しいと思えるものというか。
だって、そういうノベルティだったら、もらってすぐゴミ箱へ……とはならないじゃないですか。気に入って、自然と毎日の生活の中で使っている。それでいいと思うんです。サステナブルって、最初から意識しなくてもいい。あとからついてくればいいんですよ。
「あ、俺ってサステナブルじゃん」って(笑)。
“欲しい”だけでも、“環境にいい”だけでもない
――でも、「欲しくなるもの」「長く使えるもの」なら、何でもサステナブルなんでしょうか? すごく格好よくて10年使えるけれど、つくる過程では環境負荷が高い商品だったら?
そこは、掲載する商品を選ぶときにすごく気にするところです。メーカーさんの思いや、商品へのこだわり。制作過程だったり、企業としての姿勢だったり。そういうお話をしっかり伺って、選定しています。皆さん、本当に素晴らしい思いを持ってものづくりをされていて。そこはもう、リスペクトしますね。
そういうストーリーまでプラスされた商品って、やっぱり魅力的なんですよ。それに、不思議なんですけど、そういうメーカーさんの商品って、その思いが商品からにじみ出てるんです。
メーカーの思いを、GoodsHubなりの視点で伝える
――その「にじみ出ているもの」を、GoodsHubではどうやって伝えているんですか?
そういった思いやストーリーをできるだけ伝えられるように、商品紹介ページはかなり作り込んでいます。ただ、メーカーさん側からの発信をそのまま載せるのではなくて、第三者としての目線を入れることも意識しています。僕らが話を聞いて、「ここが面白いな」と感じたことだったり、実際に使う人から見ると「ここが魅力なんじゃないか」と思ったことだったり。GoodsHubなりの解釈を加えながら伝えていく。
商品ページだけではなく、スタッフのコラムやSNSでも発信しています。正直、時間はかかります。でも、こういう活動ってGoodsHubのユーザーだけじゃなくて、メーカーさん側にとってもメリットがあると思っているんです。だから、ちゃんと時間をかけてやっています。
「いいもの」だけでは、ノベルティにならない

ーーGoodsHubでは、実際にどうやって商品を選んでいるんですか?
企画担当が日々リサーチして、いくつも候補を挙げています。ただ、「いいもの」「格好いいもの」というだけでは選びません。GoodsHubはノベルティを扱っていますから、企業さんが使うイメージができるかというところも大事です。たとえば、名入れができるのか。企業らしいオリジナリティを出せるのか。それから、「どうやってつくられているのか」という部分のインパクトなんかも大事ですね。
たとえば、「コーヒーの湯」という入浴剤があります。捨てられるはずだったコーヒーかすを再利用してつくられた入浴剤です。これ、実際に使うと、お風呂がもう「コーヒー」なんですよ(笑)。でも、それって渡したときにすでに話題じゃないですか。
「何これ?」って。
そこで「実はこれ、捨てられるはずだったコーヒーかすを再利用しているんですよ」って聞いたら、使ってみたくなりません?
ノベルティは、会話を生み出せる
――なります(笑)。しかも、それを誰かに話したくなりますよね?
そうなんです。ノベルティって、企業のロゴを入れて、渡したら終わりじゃないと思うんです。
「何これ?」「面白いね」「実はこれ、こうやってつくられていて……」
そんな会話が生まれる。それも、ノベルティが持っている力だと思っています。そこで「実はこれ、捨てられるはずだったコーヒーかすを再利用しているんですよ」って聞いたら、使ってみたくなりません?
いいノベルティは、生活の一部になる
――では、GoodsHubにとって「いいノベルティ」って何でしょう? もらった人が喜ぶこと? 企業のことを覚えてもらうこと? それとも、サステナブルであること?
そう言われると、その3つ全部がそろったら「いいノベルティ」ですよね。でも、一番大事なのは、長く使われることだと思います。ノベルティとしてもらったカップやバッグを気に入って、ずっとお気に入りで使っている。消耗品だったら、ノベルティとして出会ったけれど、気に入って、今度は自分でも買って使いたくなる。
そうやって生活の一部になっていく。そこまでいったら、もう単なる「もらいもの」ではないですよね。そして、気づいたら、「私、サステナブルだよね」って(笑)。
SWGsを目指したわけじゃない。気づけば、そこにいた
――ここまで聞いていると、GoodsHubの考え方って、まさにSWGsですよね。最初からSWGsを意識していたんですか?
これは完全にあとづけというか。僕らの活動や考え方が、SWGsの考えとマッチしていることに、あとから気がついたんです。
「気持ちいいから続けたい」
すごく簡単に一言でGoodsHubを表すと、そういうことだなって。
そもそも僕らは、
「エコ素材で、安ければ何でもいいのか?」「捨てられるゴミを、ノベルティとして大量につくるのっておかしくない?」
という発想から始めています。でも、商品を選定していく中でいろいろな会話が生まれて、メーカーさんの思いを聞いて、それを紡いでいく。そうすると、自然と今の考え方にたどり着くんですよね。
僕ら自身も消費者です。だから、「自分だったら欲しいか」「自分だったら使うか」という視点も大事にしています。その積み重ねの結果として、SWGs的な考え方がGoodsHubの軸になっていったんだと思います。
「もらった人は、うれしいですか?」

――最後に聞かせてください。これからノベルティを選ぶ企業の担当者に、一つだけ伝えるとしたら何でしょう?
もらってうれしい。だから使う。そして、使い続ける。その結果、サステナブルな日常が、ほんの一部分でも広がっていく。ノベルティって、1点ではなく、多くのロットで使われるものじゃないですか。何百、何千、ときには何万という数が人の手に渡っていく。だから、その力ってすごく大きいと思っています。
一人ひとりにとっては、小さな変化かもしれない。でも、欲しいから使う。気持ちいいから使い続ける。そんな日常が少しずつ広がっていけばいい。
そして、ある日ふと、「あ、私、サステナブルじゃん」って。それくらいが、ちょうどいいんじゃないですかね。
おわりに。「気持ちいいから、続けたい。」
サステナブルという言葉を聞くと、環境のために何かを我慢したり、少し難しいことを考えたりするイメージがあるかもしれません。でも今回あらためて話してみると、GoodsHubが大切にしてきたことは、もっとシンプルでした。もらって、うれしい。だから、使う。気に入ったから、使い続ける。
そして、その商品がいつの間にか生活の一部になっている。最初から「サステナブルなことをしよう」と意識していなくてもいいと思うんです。気に入って使っていたものが、実は環境に配慮してつくられていた。何気なく選んだものの背景に、つくり手の思いや工夫があった。それをあとから知って、「あ、私、サステナブルじゃん」と思えたら、それくらいがちょうどいい。
SWGsを目指して始めたわけではないGoodsHubが、商品やメーカーの皆さんと向き合いながらたどり着いたのも、そんな考え方でした。
「気持ちいいから、続けたい。」
これからもGoodsHubは、そんなふうに自然と使い続けたくなるものを探し、その背景にあるストーリーと一緒に届けていきたいと思います。
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